映画『僕等がいた 後篇』の大ヒットを記念した舞台挨拶が11日、都内で行われ、主演の生田斗真と吉高由里子が登壇した。

映画『僕等がいた 後篇』の大ヒットを「私の活力になる」と喜んだ吉高由里子 拡大画像を見る

同作は、累計1,000万部を突破した小畑友紀による大人気コミックが原作。映画は、前後編で制作され、前編では高校生の高橋七美(吉高)と矢野元晴(生田)の出会いと初恋を、後編ではその6年に再会する二人の運命を描いており、2作合わせて、300万人以上の動員を記録している。

吉高は、撮影の思い出を聞かれて「前編の撮影のときに、みるみる太っていきましたね。放牧された牛のように。『牛高由里子』になりましたね」と話し、会場を爆笑に包んだ。さらに、「みんなで地方でお泊まりしてると、ご飯を男の子と同じ量食べてて」と話しながら足を掻いた吉高を見た生田は、「今、完全に足を掻いてたでしょう。『牛高、足を掻く』」と突っ込んで、会場を盛り上げた。その後も吉高は、相変わらずのマイペースっぷりを披露し、突然、爆笑しだす場面も。「今、後半を(お客さんは)見終わった後だから、泣いてるんだと思ったら、双眼鏡持ってるよ!」と客席を指差した吉高。「やだ~。どのくらいの大きさになってるの? 毛穴、大丈夫?」とおおはしゃぎだった。

この日は、一般客が感想を直接語る場も設けられた。「自分がやりたかった高校生活をすべてやっていてうらやましかった」という感想が寄せられると、生田は「僕もあんなキラキラした学生生活じゃなかったかもしれない。ずっと男連中とつるんでた」と振り返り、吉高は「男の子と自転車の横を歩いて帰ったことはありました」と淡い恋を思い出していた。