まだまだ続く塩谷瞬の二股騒動と猫ひろしの五輪消滅騒ぎ - TVウォッチャーの芸能まるごと1週間

木村隆志  [2012/05/11]

熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップから、トレンド・グルメ・スポーツなどのスポット&イベント、便利・健康・天気などの生活情報まで、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分のニュースを総ナメできる!

ここまで注目される理由もよくわからないがなぜか気になるこの騒動

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ屋】、【知りたがり!】→【知り】と略表記します

●「石川遼が婚約者に対して発言」【とくダネ】

チャリティゴルフコンペに出場した石川遼。会見に同席した愛妻家芸人・キングコング梶原雄太が、「僕は奥さんを好きすぎるんですよ。だから家族でお出かけの予定を考え中」と話すと、「うらやましいですね。僕もゆっくり考えたいと思います」と満面の笑みを見せる石川。

これに小倉智昭が、「遼くんもいろいろ話すようになってきたね」とふくみ笑い。「やめておけばいいのに」と言いたいような顔に見えた。さらに、中野美奈子も「別の風格が出てきましたね」と意味深なコメント。小倉と中野には「婚約者の影響で変わった」という共通認識があるのか?

●「日本体操史上初。田中3きょうだいが五輪出場【とくダネ】

26歳の和仁、24歳の理恵、22歳の佑典がそろってロンドン五輪出場を決めた。10代でピークを迎える体操界ではその年齢も異例で、小倉智昭も「遅咲きというのもすごい」と脱帽。さらに、父親の「きょうだいゲンカは見たことがない」という声を受けた眞鍋かをりも「3人そろったことがメンタル面でいい影響がありそう」と期待を寄せた。

ここまではよかったのだが、急に番組が“小倉接待モード”へ突入。田中大貴アナが「『とくダネ』はもちろん小倉さんが現地取材してくれます!」と宣言したのだ。6月で中野美奈子アナが退社することもあって、スタジオが手薄なのだが……。そもそも視聴者は現地取材を求めているのか。それより今すぐ竜巻の現地取材した方が、好感度は上がるのに。

サーファーの夫は実質「ヒモ」だったという報道も

●宮沢りえの離婚報道。今日にも会見へ【スッキリ】

番組冒頭に「思わぬニュースが入ってきました」と加藤浩次。2009年の結婚から約3年、考え方の違いから離婚し、2歳の娘はりえが親権を持つという。

いきなり駆り出された芸能リポーターの井上公造が面白かった。「全く知らない。理由もわからない。結婚会見すらしなかった彼女は離婚会見もしないのでは」と情報ゼロ。そして翌日の放送にも出演し、「昨年9月に親子3人で知人の結婚式に出席していた」ことなど、あわてて集めたであろう微妙な情報を話していた。

さらに、「海外で出会って結婚すると離婚率が高くなる。スキー場のときみたいに山で出会って『いいな』と思ったけど、下山して暮らしはじめたら『アレ?』というように」と超持論を展開。もはや言いたい放題だ。これには「今日の井上さんは芸能リポーターの域を越えてる」とテリー伊藤も大ウケ。こんな妄想ヨタ話もワイドショーの楽しみか。

結婚会見を開いた木村祐一と西方凌→この写真の記事を読む

●「木村祐一と西方凌の爆笑結婚披露会見」【知り】

4月29日の結婚式を受けて会見。木村は4度目の結婚であり、西方とは18歳差ということで、話題はその2点に集中。芸能リポーターから「初めての挙式ですか?」「今、流行りの二股はないですよね?」などとイジられた木村は終始苦笑い。

一方の西方は「プロポーズは私から。『私が幸せにしてあげるから、プレッシャーは感じなくていいよ』と言いました」とドヤ顔。左官職人として『恋のから騒ぎ』に出演していた面影は1ミリもない。そして、スタジオの淳にアドバイスを求められた木村は、「あいつはええ格好しすぎなんすよ。女性を喜ばせることばかり考えてるから」とガチアドバイス。淳は「女性からプロポーズされるなんてうらやましい」と返すのが精いっぱいだった。どちらもふだんから汚れ役をやらない芸人だから、笑いなしいいのか。

●「仲本工事が三代純歌と7月に入籍へ」【ミヤネ】

3月に行われた加藤茶の結婚披露宴に2人で出席するなど公認の仲だったが、いよいよ入籍するという。仲本は3度目の結婚で会見の予定はなし。「会見を開いて三代を売り出せばいいのにもったいない」と思うのは大きなお世話か。

首をひねりながら「ドリフって、何でこんなにモテるんでしょうね」とうらやましそうな宮根誠司。あなたも隠し子がいる関西屈指のモテ男だが……。さらに、「いつ結婚して、いつ離婚してと、人生のピリオドがわかんない時代になった」と発言。自分に言い聞かせているのか、何かの予告なのか。

でも、ドリフの年下女性好きと言えば、もともと志村けんだったはず。ここまできたらAKBクラスの若手アイドルを狙って欲しい。

●「二股の塩谷瞬、涙の謝罪から1週間でホンネをポロリ」【スッキリ】【知り】

舞台『土御門大路』の会見には多くの報道陣が詰めかけた →この写真の記事を読む

出演舞台の公開稽古で会見に臨んだ塩谷は、共演者からイジられまくり。市川月乃助から「僕も母性本能がくすぐられる。『女には気をつけられよ』というセリフがあって吹いてしまった」、大和悠河から「その原因を作ったのは男性。浮気はいけない」と言われ苦笑い。

しかし、記者から「恋愛は封印ですか?」と聞かれ、「それはわかりませんが……」とホンネをこぼすところはまさに真骨頂。お見事!

【スッキリ】では、これまで厳しい論調だったテリー伊藤が、「確かに恋愛はわからないけど」と言いながらも大爆笑。さらに「塩谷は別のキャラに生まれ変わりつつありますね。みんなからバカにされてる(笑)」と悪ノリしていた。

【知り】には、二股の先輩・山路徹が生出演。「恋も腹八分目がいい」と意味不明の話をはじめた山路に、「何言ってんの?」と笑顔でロンブー淳が突っ込んだ。すると、山路は「いいから聞きなさいよ」と突然キレ気味に。続けて、「(塩谷騒動で)もう20本くらい番組に出た。日本のこうした番組はひと皮むけた方がいい。欧米なら当事者の3人が出てるから」となぜか上から目線。大桃美代子の「何で彼が評論家として出ているのかわからない」という発言にも、「彼女もひと皮むけないとね」と返した。もはや無双状態だ。

●「男の涙はあり? なし? 女性100人に調査」【とくダネ】

世間を騒がせた塩谷瞬の涙に乗っかった小倉智昭が嫌がりそうな企画。案の定、「感動や人のために泣くのはOK」「自分のためや弱い立場のときに泣くのはダメ」「別れ話で泣かれても困る」と真っ当な意見が並んだ。番組の結論は、「塩谷は一番やってはいけないタイプの涙だった」って、今さら言われても。「自分のために流した涙で、それを『生きる糧にする』って言うんだから、塩谷さんはいいよね」とやっぱり小倉は不機嫌だった。

●「猫ひろし、五輪消える。国際陸連、『参加資格なし』」【知り】

ロンドン五輪内定から一転、取り消しを受けた猫に同情の声が相次いでいる。ロンブー淳も、「努力の結果だし、一度出られるとなってからだから……」と気づかったものの、最後は「ずっとカンボジア人でいて欲しい。キツイけど4年後を目指して」とエールを送った。

「39歳でマラソンやれ」ってのも酷な話だが、今や日本よりカンボジアの方が人気のありそうな猫だけに正論かも。日本の番組にも、外国人タレントとしてひな壇に座ればオイシイし。とりあえず、ロンドン五輪の時期は仕事に困らないだろう。

●「29歳の遅咲き歌姫が大ヒット。恋愛相談の神、Ms.OOJA」【スッキリ】

セカンドアルバム発売を受けて生出演。歌詞に自分の恋愛を重ね合わせる女性が多く、自らのラジオ番組で恋愛相談を受け、“恋愛相談の神”と呼ばれているという。 「恋愛経験も“王者”なんですか?」とベタな質問の加藤浩次に、「大したことないです。ズバッと言うタイプなので」と照れ笑いのMs.OOJA。慣れていない感じに苦労人の一面をのぞかせた。

昨日、彼女のファンを招いた恋愛相談イベントを開催し、そこに先日、市原隼人との交際を認めたモデル・向山志穂が参加した。「(市原とは)仲良くしてます。思いやりがありますね。幸せです」と初ノロケの向山。素早いブッキングといい、マスコミ向けの質問といい、関係者たちの対応が素晴らしい。

●「最新、母の日事情を紹介」【スッキリ】

今週末に迫った母の日をクローズアップ。エステ、スパ、陶芸、乗馬、ナイトクルージングなどの約130種類から選べる体験ギフトが人気という。次に紹介されたのは、健康や長生きを願った婦人科検診のプレゼント。さらには、野菜と花をあしらったバスケットで、花まで食べられる“母の日ベジギフト”も人気らしい。どれもなかなかのアイディアで、「カーネーションから、えらいところまでいってますね」と加藤浩次も驚いていた。テリー伊藤がツッコミを入れなかったのが何よりの証拠か。

●「ベストマザー賞に冨永愛。二股男・塩谷瞬をチクリ」【とくダネ】

二股について「痛くもかゆくもない」と一蹴した冨永愛 →この写真の記事を読む

騒動後、公の場は初めてで注目を集めたが、松葉づえ姿で現れた冨永に報道陣は騒然。結局、「親子サッカーのイベントで肉離れになった」だけであり、リポーターから「(二股騒動について)お子さんは慰めてくれましたか?」という意地悪質問を浴びせられた。しかし、そこは世界のトップモデル。「痛くもかゆくもないです」とだけ話して満面の笑みで去っていった。もちろん、目は全然笑ってなかったけど。それより、その他の受賞者が土屋アンナ、渡辺満里奈、スケートの岡崎朋美。選考基準について詳しく聞きたい。

●「初公開、スカイツリーの水族館」【バード】【とくダネ】

今月22日オープンの東京スカイツリーに隣接する商業施設『東京ソラマチ』の『すみだ水族館』が公開された。計66の水槽に、約400種、1万点の生き物を展示。なかでも、ペンギンとオットセイの水槽は、真上と真下から見られる造りで、リポーターが顔にペンギンに水をかけられるほど距離が近かった。

【バード】は、「これから暑いから涼を取れていい。ただ、電力がかかりそう」という吉永みち子に、あわてて「なるべく電力を取らない仕組みでやってるから節電も大丈夫」とフォローする羽鳥慎一。やはりマジメな番組だ。

【とくダネ】は、「午後9時まで営業なら、仕事終わりに行く」と前向きな深澤真紀に、「飼育員の女性がキレイだったそうです」となぜか男目線の田中大貴アナ。意外に不マジメな番組だ。


この春に大リニューアルした【知りたがり!】がおもしろい。1カ月がすぎて方向性が見えてきたのか、宮沢りえの離婚をバツイチの住吉美紀に語らせ、しゃべるほど胡散臭くなる山路徹をあえて自由にさせるなど、その軸足は完全にバラエティだ。毒舌テレビ通の番組分析、ヨガと天気予報のシュールコラボ、BGMで森高千里をヘビロテなど、主婦ウケ無視のスタンスでどこまで突っ走れるか。ただ、それなら政治ネタなんてやらずに、芸能と生活情報ネタだけで押し切った方が【ミヤネ屋】には脅威のような。

そして、まだまだ収束しない塩谷二股騒動。「号泣会見で履いていたジーンズに『DANGER(危険)』と書かれていた」とか、「上原美優さんとも交際していた」とか、「沖縄へ合コン旅行したキャバ嬢から『エッチがヘタ』と言われた」とか、まだまだネタには事欠かない。さらに、11日夜放送の『金スマ』に園山真希絵が出演し、強烈なダメ出しをするという。

これだけバッシングされている塩谷だが、少し風向きが変わったら、「実は父子家庭で育ち、小学生時代から働いていた苦労人」とか、「本来は途上国支援や震災ボランティアに精力的な優しい男」とか、ホメられるような気が。まあ、守ってくれる事務所がないだけに、しばらくはこのままだろう。

きむら・たかし

コラムニスト、芸能・テレビ評論家、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを提供するほか、業界通として『芸能★BANG!』(日テレ系)などに出演。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など
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