Mac標的のマルウェア「Flashback」、攻撃者が得る金銭は1日1万ドル?

末岡洋子  [2012/05/07]

Mac安全説を揺るがすほどの猛威を振るっているマルウェア「Flashback」。感染台数は70万台とも推定されているが、背後にはGoogleの広告クリック報酬を乗っ取るという金銭目的が大きいと米Symanteが分析している。得られる報酬は1日1万ドルと同社は弾きだしている。

FlashbackはJava SEの脆弱性を悪用するトロイの木馬で、米Adobe Systemsの「Flash」のアップデートと見せかけて悪意あるプログラムを仕込む。Javaの開発元である米Oracleは2012年2月にパッチを公開したが、Appleのパッチは6週間後と時差が生じたため、感染が拡大した。

4月初め、ロシアのセキュリティ企業のDr.Webは推定の感染台数を60万台と発表していたが、その後、Kaspersky Labが推定感染台数を70万台に増やしている。

Symantecは、Flashback(「OSX.Flashback.K」)の各コンポーネントをリバースエンジニアリングすることで、仕組みや動機を分析した。それによると、Flashbackは感染したコンピュータに広告クリック処理コンポーネントをダウンロードさせ、Google検索エンジンへのクエリーを傍受して攻撃者が選んだページにリダイレクトする。これにより、本来ならGoogleが得るはずのクリック報酬を自分たちが受け取るという。Symantecは、分析したコードから、クリック報酬が0.8セントであることがわかったと報告している。

こうした広告クリック型マルウェアは新しいものではないが、Flashbackはその感染規模から、攻撃者が得ることができる収益は1日1万ドルを超えるだろうとSymantecは予想している。

    関連記事

    関連サイト

    関連したタグ

    新着記事

    特設サイトの情報

    求人情報

    人気記事

    一覧

    イチオシ記事

    新着記事

    特別企画

    一覧

    転職ノウハウ

    あなたの仕事適性診断

    4つの診断で、自分の適性を見つめなおそう!

    Heroes File ~挑戦者たち~

    働くこと・挑戦し続けることへの思いを綴ったインタビュー

    はじめての転職診断

    あなたにピッタリのアドバイスを読むことができます。

    転職Q&A

    転職に必要な情報が収集できます

    スカウト転職する

    企業からアプローチのメッセージが届きます。