メドピアは、同社が運営する医師コミュニティサイト「MedPeer」にて、「スタッフの言葉遣い」の調査を実施した。調査手法は、MedPeer会員医師を対象とした「ポスティング調査」と呼ばれるオープン回答型のインターネットリサーチで、調査期間は、3月16~22日 。有効回答数は 2,591件だった。
医療スタッフの言葉遣いは、68%が「丁寧」
「スタッフの言葉遣い」について、上位68%が「言葉遣いは丁寧」と感じていると回答した。言葉遣いについて特に「指導していない」医師は、全体の63%となった。
「指導している」とした回答の内容としては、「外部講師を呼んで指導している」「定期的に講習会をひらいている」「間違った敬語をなおす」といった取り組みがみられる。「採用面接のとき、言葉遣いに重点をおく」といったコメントもあった。
言葉遣いは、「あまり丁寧すぎるとよそよそしい感じになる」という一方で、「馴れ馴れしすぎてもいけない」というコメントもあった。方言など、地域性も考慮して、「患者に不快感を与えない程度に」「親しく、気さくに話かける」「患者さんのキャラクターにより言葉を使い分ける」といった対応が評価されている。一部には、丁寧に話していても「尊敬語と謙譲語を使い分けられていない」と嘆く声もあった。
【関連リンク】 |