『坂道のアポロン』がDVD＆ブルーレイ化 - 演奏の裏側に迫る特典映像満載

現在フジテレビ"ノイタミナ枠"で放映中のテレビアニメ『坂道のアポロン』が早くもDVD＆ブルーレイ化され、第1巻の発売日が7月27日(金)に決定した。以降、毎月1巻ずつ、4カ月連続でリリースされる。

第1巻には、アニメ本編の1～3話を収録。特典映像として、公式サイトでおなじみの西見薫役・木村良平、川渕千太郎役・細谷佳正によるトークセッションコーナー「青春はいつも坂道発進」や「律ちゃんの方言講座」、「メイキング映像」なども収録した特典満載の豪華仕様となっている。さらに初回生産限定版は、キャラクターデザインを担当する結城信輝描き下ろしイラストの全巻収納BOXと、イラストが中面に入ったイラストケースを同梱。

そして、劇中の音楽を菅野よう子がプロデュースしていることでも大きな注目を集めている本作だが、特典映像に収録される「メイキング映像」では、迫真の演奏シーンの秘密が明らかになる。

演奏は菅野よう子プロデュースのもと、薫のピアノを松永貴志、千太郎のドラムを石若駿が担当しており、演奏シーンの音源収録時に、10数台ものビデオカメラが彼らを取り囲み、様々な角度、アングルで同時に撮影。撮影した映像を編集し、それをベースに作画を行うという手法を本作では採用している。また、薫が初めてセッションに交ざる時のおどおどした演奏、そして緊張して思うように叩けない千太郎のドラムなど、演奏時の心情が細かい演技指導によって再現され、とことんリアリティ追求。メイキング映像ではこの演奏シーンに肉追し、あの凄まじいクオリティの音の数々がどのようにして生まれたのか、その軌跡を知ることができるだろう。