リクルートが発行する結婚情報誌「ゼクシィ」の6月号では、「どうする?どう考える?結婚後の『わたしの仕事』」という特集で、先輩花嫁に結婚後の仕事についてアンケートを実施、「花嫁1000人委員会」のメンバー264人が回答した。

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4人に1人が専業主婦、7割弱が外で働く妻。それぞれが抱える結婚後の不安は

結婚後、仕事を続ける人はどれくらいいて、その働き方は、フルタイムの正社員、時間が調整できるパートなど、どう選んでいるのだろうか。

  • ■「結婚後も、働いていますか?」
  • 会社員…52.7%
  • パート・アルバイト…14.0%
  • 専業主婦…25.8%
  • 無回答…7.5%

働く妻は全体の7割弱を占め、フルタイムの会社員として働く妻が5割以上という結果に。「妊娠・出産までは働きたい」との声も多かった。専業主婦には「家事をやりたい」と望んだ人から「引っ越しで仕方なく」と状況に応じた人まで、さまざまなケースが。

  • ■「その選択に不安はありませんでしたか?」
  • <外で働く妻>
  • 不安があった…40.9%
  • 不安はなかった…59.1%

  • <専業主婦>

  • 不安があった…43.6%
  • 不安はなかった…37.2%
  • 無回答…19.2%

勤め派・主婦派とも「不安がある」の回答が4割を超える結果に。「働き続ける」、「専業主婦になる」という自らの希望をかなえた先輩花嫁でも、今後の新生活への不安を持つ人は多いようだ。

  • ■「どんな不安がありましたか?」
  • <外で働きたいと考えたときの不安ランキング(複数回答)>
  • 1位…家事と仕事の両立ができるか(145人)
  • 2位…彼は協力してくれるか(93人)
  • 3位…結婚前と同じように仕事ができるか(70人)

働くと決めた妻にとって不安ナンバーワンは「家事と仕事の両立ができるか」。2位には「彼は協力してくれるのか」という家事などの分担問題がランクイン。どのような働き方を選ぶにしても、お互いの理解と家事の分担は不可欠。そのためにも彼と「将来のキャリア像」「現在の仕事内容」「家事分担のルール」などについて共有することが重要といえる。

  • <家事(育児)に専念したいと考えたときの不安ランキング(複数回答)>
  • 1位…彼の収入だけでやっていけるか(73人)
  • 2位…再就職を考えたとき、また働けるか(58人)
  • 3位…家にいることが多いが、生活に耐えられるか(55人)

「彼の収入だけでやっていけるか」がダントツでトップ。家を守ると決めたからには、彼の収入で生活していく覚悟が必要。そのため彼とも「収入額」「生活費や貯蓄など、お金のルール」「将来的な家族設計」など、お金のことについて話し合うことは必須となっている。

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