マップル・オンは、昭文社発行の登山者向け地図「山と高原地図」をiPhoneアプリ化し提供を開始した。アプリ名は「山と高原地図」。第一弾として「奥多摩」「高尾・陣馬」「六甲・摩耶」など11エリアを販売。アプリのダウンロードは無料だが、地図1エリアにつき450円かかる。

「山と高原地図」

「山と高原地図」シリーズは、1960年より毎年発行されてきた登山者向けの地図。谷や尾根、等高線や登山道を綿密に描き、実踏調査に基づいた登山ルート・コースタイムなどを掲載、全国の名山約1,500を紹介したものとなっている。ラインナップは全59点にのぼる。

同社ではこのほど、「山と高原地図」をiPhoneアプリ化。アプリでは、GPSを活用して地図で現在地を確認できたり、自分が登ったルートを記録するといったアプリならではの機能を備えている。

さらに、記録したルートをメールで送信し、PCで登山記録を管理したり、登山コミュニティサイトに投稿して記録を共有することもできる。

同アプリの対応機種はiPhone 4/4S。4月下旬以降、「日本アルプス総図」を除く全58点を順次発売していく予定。