デジタルガレージは4月19日、米Snapette社との資本・業務提携を発表した。Snapette社は、同社の提供するiPhoneアプリ「Snapette (スナペティ)」を通じて実店舗への誘導や商品の購買を促すオンライン・ツー・オフライン(O2O)ビジネスを手がけるスタートアップ企業。

Snapetteはファッションアイテムの画像共有サービスで、米国のインターネット系スタートアップ企業の登竜門のひとつである「500 Startups」の起業家育成プログラムを経て、昨年8月にサービスを開始している。ユーザーが所有しているファッションアイテムだけでなく、ショッピング中に見つけたバッグや靴などの写真も投稿・共有できる。ブランド名や販売店舗の位置情報などとともにユーザーが写真を投稿することで、リアルタイム性を備えたファッションアイテム検索サービスとしても機能し、実店舗への集客を促進する仕組みになっている。

Snapetteの画面イメージ

さまざまなファッションアイテムの画像を共有できる

今回、デジタルガレージの子会社であるDGインキュベーションが出資を行い、Snapetteの日本市場における事業支援を条件に両社が合意した。デジタルガレージは今後、日本語版アプリの開発支援や著名ユーザーの登録サポート、ブランドキャンペーンなどにより、Snapetteの普及を進めていく。なお、同サービスのAndroid版は現在開発中とのこと。