パルシステム生活協同組合連合会は、週に1日以上朝食を食べる15歳~59歳の男女を対象に「朝食に関する調査」を行った。1,000名の有効回答が寄せられ、「朝食はパン派が51.1%、ごはん派が44.3%」、「20代の朝食タイムは新聞よりケータイやスマホが多数」などの結果が出た。

同調査は、2012年3月19日~3月23日に、携帯電話によるインターネットリサーチにより実施(調査実施機関ネットエイジア株式会社)。

ごはん派がパン派を上回る

朝食の主食で最も食べるもの

朝食の主食については、全体で「パン類」が51.1%で過半数を占め、次いで「ごはん類」44.3%だった。男女別にみると、男性では「パン類」(46.2%)と「ごはん類」(49.2%)が拮抗しているが、女性では「パン類」(56.0%)、「ごはん類」(39.4%)とパン派が多かった。

20代の朝食タイムは新聞よりケータイやスマホ

朝食を食べているときに行っていること

続いて「朝食を食べているときに行っていること」という質問では、全体で「テレビをみる」(77.5%)が際立って高くなり、4人に3人が朝食時にテレビを見ているということになる。年代別にみると、20代では「ケータイやスマートフォンでインターネットをする」(23.5%)が「新聞を読む」(20.5%)を超え、他の世代に比べてやや高い傾向となった。

このほか調査では、朝食に出てきたらうれしいものとして、たまご料理(ごはん派70.9%、パン派64.8%)、ウインナー(ごはん派47.4%、パン派45.0%)と両方の支持が集まった。また、「朝食に食べるフルーツ1位はバナナ(38.6%)」、「朝食を学校や職場で食べる人が23.8%」などの結果が出た。また、「バランスのとれた朝食をしっかり食べていそうで、健康的で美しいと思う女性アスリート」として高橋尚子さん(23.3%)、浅田真央さん(13.6%)、澤穂希さん(10.2%)などの名前があがった。

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