医師国家試験予備校のマック・メディカル・アカデミー・コーポレーション「MAC 」と、日経BP社が運営する、医師を中心とした医療従事者向け専門サイト「日経メディカル オンライン」は、医学生の学力診断と、医師国家試験に合格する実力を有しているのかの判定を行う「全国医学生実力診断テスト(JAPHYQ-ジャフィック)」を2012年4月2日に新しく立ち上げた。受験は同日から受付開始している。

全国医学生実力診断テスト(以下JAPHYQ)」ではさまざまなタイプのテストを準備していくが、このほど申し込み受付を開始したのは、「内科実力診断テスト」(オールジャンル)。出題するのは同テストのために新たに作られた「新作300 問」(内科系10 科目)で、4月から国試直前の12月まで毎月実施する。毎月テストを実施することにより、国試合格に向けた学習計画を立てやすいとのこと。

4月2日に立ち上げた全国医学生実力診断テスト

また、医師国家試験の合否判定は、単なる正答率ではなく、IRT(Item Response Theory項目応答理論)に基づいて算出した“スコア”をベースに行う。これにより、信頼度の高い結果が導き出されるという。さらにパソコンとインターネット環境があればいつでも受験でき、受験後はその場ですぐに結果が示される(全体正答率、内科10科目別の正答率、医師国試の「合否判定」)。「JAPHYQ」の受験期間は原則として、各月20日から月末までの約10日間。受験料は1回1万円。詳しくは全国医学生実力診断テスト(JAPHYQ)特設サイトまで。

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