サーバの障害発生の多いベンダーを選定対象から外す企業は43%

  [2012/04/13]

IDC Japanは4月12日、2012年国内x86サーバのサポートに関する調査結果を発表した。同調査は、ユーザー企業がx86サーバを導入後、サーバの品質・信頼性・障害発生時のベンダー対応などをどう評価しているか、障害発生時におけるサーバーベンダーの対応の良否がサーバ選定にどのような影響を与えるかを、サーバの運用・保守・管理を行っている従業員10名以上の企業に対し実施したもの。

調査によると、過去3年間において運用・保守・管理を行うx86サーバの台数が増加したという回答は36.9%で、減少したという回答の20.5%を大きく上回った。前年と比較してサーバを管理するシステム要員が増えたという回答が全体の14.2%だったのに対し、減少したという回答は22.4%と多くなっている。

現在直面しているサーバ保守の課題としては、保守期限切れへの対応、社内の保守要員のスキル不足、サーバー更新時の負担増、災害対策などの対応不足、保守要員の人員不足が上位5位に入った。同社では、「x86サーバは価格が安価である半面、利用するアプリケーションや用途に応じて多数のサーバーを設置し、分散処理することが一般的になっているため、多数あるサーバの保守契約の更新への対応、頻繁なサーバーの入れ替え、障害発生時の対応などが課題となっていることがわかる」としている。

X86サーバで現在直面している保守の課題 資料:IDC Japan

サーバの障害に対しては、導入時、導入後1週間以内、運用開始後の3つの期間に分け、それぞれ障害の種類、障害発生の割合、障害発生時におけるベンダーの対応に対する満足度などを調査した。

サーバの運用開始後に発生した障害に対するベンダー対応に対し、「満足」「ほぼ満足」と回答したユーザーは全体の50%にとどまり、ベンダー間の障害対応の満足度にも開きがあった。サーバの障害発生に対するユーザーの対応を尋ねたところ、全体の42.6%が、障害の多いベンダーは今後の選定対象から外すと回答し、他の回答を大きく上回っている。

サーバーの障害発生に対するユーザー対応 資料:IDC Japan

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