JVCケンウッドは10日、AVナビゲーションシステム「MDV-434DT」「MDV-333」を発表した。発売は5月上旬。いずれも価格はオープンで、推定市場価格はMDV-434DTが85,000円前後、MDV-333が75,000円前後となっている。

左が地デジチューナーを搭載する「MDV-434DT」で、右がワンセグチューナーを搭載する「MDV-333」

2製品は、「彩速ナビゲーション-AVENUE-」シリーズのエントリーモデル。同シリーズは、"彩速"という愛称の通り、「ジェットレスポンスエンジンII」による高速スクロールや「車載スペックSSD」による速いレスポンスを特徴としている。

MDV-434DTは、エントリーモデルながら、2チューナー&2ダイバシティ方式の地上デジタル放送チューナーを搭載するモデル。一方のMDV-333は、ワンセグチューナーを搭載するモデルだ。液晶は2モデルとも6.1型で、WVGA(800×480ドット)表示となっている。

地図データベースは、11年10月のものを収録。さらに、これから開通する主要な道路に関しても開通予定情報データがあらかじめ収録されており、開通時に反映され、ルート検索も利用できるようになる。

スマートフォンとの連携機能も搭載。iPhoneでは、デンソーが開発したアプリ「NaviCon」に対応しており、iPhoneでナビの操作を行ったり、iPhoneに登録した連絡先を目的地にすることが可能だ。もちろん、iPhoneやiPad/iPodの音楽や動画を再生することもできる。Android端末の場合は、音楽の再生にのみ対応する。

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