大垣共立銀行は、全国で初めてキャッシュカードの代わりに、富士通が開発した"手のひら静脈による生体認証技術・生体情報管理技術”を利用した「生体認証ATM」の取り扱いを、9月下旬より開始すると発表した。

これにより、通帳・キャッシュカードを紛失したり、持ち合わせていない場合でも、本人の“手のひら”だけで取り引きが可能になる。

利用にあたっては、顧客の生体情報(手のひら静脈)や利用口座(最大5口座)を登録し、登録後は、「生体情報」のほか、生年月日・キャッシュカード暗証番号の入力により、取り引きする。

設置する店舗は、 移動店舗内ATM(レスキュー号、スーパーひだ1号)、ドライブスルーATM(羽島支店駐車場)、 店舗内AM(10店程度)で、順次、拡大する予定。

ドライブスルーATM(羽島支店駐車場)

スーパーひだ1号

同行によれば"通帳・カードレス取引を可能としたATM"の取り扱い開始は、世界で2例目だという。