KDDIウェブコミュニケーションズは4月10日、クラウド電話API「boundio」のベータ版サービス期間を終了し、正式版を提供開始すると発表した。

boundioをWebサイトやWebアプリケーションに実装すると、050番号による電話発信、アップロードした音声を再生する機能、テキスト文字列を音声ファイルに変換できる音声合成機能を利用できるようになる。

用途としては、ECサイトでクレジットカード決済をする際の本人認証として電話認証をしたり、事前に登録をした日時に電話かけたりといったものがある。

正式版の提供開始に際し、APIによるアップロード操作が可能となったほか、音声合成エンジンの更新により自然な発話が実現されている。オプションとして、電話受信者からの折り返し電話をboundioの番号(050)以外に転送する「転送設定」、boundio取得当初の電話番号から別の番号に変更できる「自局電話番号変更」が設けられた。

boundioユーザー管理画

料金は、月額使用料は1,575円で、通話料は固定電話宛てが1分間当たり15ポイント、携帯電話宛てが1分間当たり25ポイント(1,000ポイントを1,000円と換算して、クレジットカード決済で前払いとなっている)。