米Googleは9日(米国時間)、エミュレータを強化したAndroid SDK Tools Revision 18をリリースした。エミュレータがGPUアクセラレーションに対応する。

Revision 18はGPUサポートを含むAndroid 4.0.3 r2のシステムイメージを備えており、GPUアクセラレーションを使用できる環境ではエミュレータのパフォーマンスが大幅に引き上げられ、ARMインストラクションを変換しながらも高速かつスムースにAndroidが動作する。また、GPUサポートによってOpenGL ES 2.0対応のゲームをエミュレータで動作させることが可能。

端末機能サポートも拡大しており、従来のカメラ機能に加えて、テザリングしたAndroid端末をエミュレータがセンサーやマルチタッチの入力端末として扱える。他にもエミュレータのCPUパフォーマンスが向上した。