お笑いコンビ・キングコングの西野亮廣が主役の"駐在さん"を演じるコメディーの新番組『熱血!人情コメディ しゃかりき駐在さん』(4月8日スタート ABCテレビ 毎週日曜12:55~ ※関西地区のみ)の初回収録が5日、大阪千日前の劇場・5upよしもとで行われた。

写真左から、宇都宮まき、月亭八光、キングコング(西野亮廣・梶原雄太)、内場勝則、福本愛菜(NMB48) 拡大画像を見る

コメディー「駐在さん」シリーズは、過去には桂三枝、明石家さんま、石田靖が町の駐在さんを演じ、人気を博した伝説のバラエティー番組。前作から8年ぶりの復活となる新シリーズでは、4代目・駐在さんに西野が扮するほか、相方の梶原雄太、月亭八光、内場勝則、宇都宮まき、NMB48の福本愛菜がレギュラー出演し、小さな町に巻き起こる珍騒動を描いていく。

初収録を終えた西野は「歴史ある"駐在さん"なので、ヘタなことはできない」と大役のプレッシャーを語りながらも、「本番では、リハーサルにはなかったアドリブやいろんな遊びも増えて、とても内容のある第一回になったと思う。すごく楽しかったです」と手応えを感じているよう。さらに「プライベートでもひったくり犯とかを捕まえたいですね。それで『駐在さんお手柄!』みたいなニュースになれば、番組のPRにもなるし素敵じゃないですか(笑)。ぜひ、ひったくり犯を探したいです」と体を張った宣伝活動?にまで意欲を見せ、"駐在さん"役に意気込んでいた。

梶原も「初回からすごく楽しくできた。2回目の収録が楽しみ」と笑顔。駐在所に事件を持ち込む"新聞記者"が役どころだけに「これから共演者の特ダネを仕入れたい。特に内場さんとは初めての共演なので、スキャンダルを探ってみたいですね」と話して笑いを誘っていた。

また、コンビニの看板娘役で、収録では得意技の"あいにゃん波動砲"も披露した福本は「朝からめっちゃ緊張してセリフとかも噛んじゃったんですけど、出演者のみなさんがやさしくて楽しくできました。アドリブで舞台を作って行くのがすごく勉強になりました」とニッコリ。八光は、父・月亭八方が明石家さんま主演の『さんまの駐在さん』で演じていた"駐在さんの先輩警官"役。実は収録の前日、八方とともにさんまと仕事で顔を合わせていたそうで、「『"駐在さん"が復活するんですよ』と話したら、親父もさんまさんもすごく喜んでくれてました」と明かしていた。