富士フイルムは、クラウド型医用画像ストレージサービス「+STORAGE(プラスストレージ)」を、4月16日より富士フイルムメディカルを通じて販売する。同サービスは、富士フイルムの医療クラウドサービス「ASSISTA Portal(アシスタポータル)」の新ラインナップ。医用画像診断ワークステーション「C@RNACORE(カルナコア)」に保管される診断画像データを同社のデータセンターでバックアップし、災害時などにおける画像データ消失トラブルに備える。

クラウド型医用画像ストレージサービス「+STORAGE(プラスストレージ)」

バックアップは自動的に行われ、CR/CT/MRI/内視鏡/超音波などの画像データおよびレポートが保管される。またクリニックで画像消失トラブルが生じた際には、バックアップされたデータをサポートセンターでハードディスクに取り出し、当該ハードディスクを同社の担当者が院内へ持参のうえ、画像を参照できる環境を迅速に整える。

価格体系は使用状況により、胸部単純X線撮影を5検査/日行った場合 (約250画像/月)月額2,000円からで、最大で月額6,000円となっている。