笠辺哲「ラタキアの魔女」扉ページ。(C)笠辺哲/集英社

本日4月4日に発売されたジャンプスクエア5月号(集英社)には、笠辺哲の読み切り「ラタキアの魔女」と「部下の殺人」が2本立てで掲載されている。笠辺は月刊IKKI(小学館)連載の「フライングガール」などで知られる作家で、マンガ雑誌に作品が掲載されるのは約3年ぶり。

「ラタキアの魔女」では、貧しい家に生まれた少年と魔女とのエピソードが44ページで描かれた。一方「部下の殺人」は、部下から「妻を殺してしまった」と相談を持ちかけられる会社員を描いた14ページの短編。登場人物全員がどこかずれている、少しおかしな日常劇だ。

また今号では、「ノイタミナ」にて放送されていたアニメ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」のコミカライズ連載がスタート。作画は「少女は屋根裏に住む勇者の夢を見るか?」などが好評を博した新鋭・泉光が手がける。

付録は、本日単行本8巻が発売された加藤和恵「青の祓魔師」の掛け替えカバー。京都・不浄王編に登場する人気キャラクターが描かれた。

次号ジャンプスクエア6月号は5月2日発売。和月伸宏「るろうに剣心」の新シリーズ連載「るろうに剣心―キネマ版―」が表紙と巻頭カラーで登場するほか、春原ロビンソンの新連載「戦勇。」がスタートする予定だ。