Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年3月のデスクトップOSシェアが発表された。3月はWindowsのシェアが回復し、LinuxとMac OS Xがそれぞれ落としている。特にLinuxは昨年後半からシェアを伸ばしていたが2月に下落に転じており、3月には昨年前半と同じシェアに戻ってしまっている。

2012年3月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年3月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年3月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年3月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 92.48% 上昇に転じる
2 Mac 6.54% 下落に転じる
3 Linux 0.98% 下落に転じる
順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows XP 46.86% 長期に渡り減少傾向だが、3月は増加に転じる。
2 Windows 7 37.54% 長期に渡り成長傾向だが、3月は下落に転じる。
3 Windows Vista 7.65% 減少傾向
4 Mac OS X 10.6 2.79% 減少傾向
5 Mac OS X 10.7 2.59% 長期に渡って成長傾向だが、3月は下落に転じる。
6 Linux 0.98% 減少傾向
7 Mac OS X 10.5 0.89%
8 Mac OS X 10.4 0.22%

Windowsのバージョン別では、Windows XPのシェアが再び回復している。ただし、ここ数ヵ月は微増と下落と続けながらシェアを落としており、1月で回復し2月で減少していることから4月以降はまた減少に転じる可能性は高い。これまで成長を続けてきたWindows 7は、3月にはシェアを落としている。こちらも長期的に見ると、シェアを拡大させていることから4月には再びシェアが上昇に転じると思われる。Windows Vistaの減少傾向は依然として続いている。

Mac OS Xでは、これまで成長傾向だった10.7がここにきて下落に転じている。3月に真偽不明の新型Mac Book Pro/Airの発売予想が飛び交い、その影響で買い控えが起きシェアが伸びなかった可能性はある。その他のバージョンも減少傾向は続いており、Mac OS X全体でシェアを落とす結果となっている。