日本オラクルは3月29日、格安航空会社(LCC)のPeach Aviationが次世代業務アプリケーション製品群「Oracle Fusion Applications」によるクラウド型人材管理システムを採用したと発表した。

Peach Aviationは、3月1日より就航を開始した関西国際空港を拠点とする日本初のLCC。同社が採用したのは、クラウド型人材管理アプリケーション「Oracle Fusion Human Capital Management Base Cloud Service」で、オラクルによると、国内でOracle Fusion Applicationを採用する企業は同社が初めてだという。

同製品は、「Connect(つながり)」、「Collaborate(協働)」、「Calibrate(調整)」をコンセプトとして開発されており、人事情報の管理と人事手続きの実行を支援する機能に加え、社内ソーシャルネットワークと社員台帳の連動、キーワードによる人材検索、メール、SNSやチャット、電話などによる連絡が可能。さらに、人材の業績や潜在能力、配置状況を視覚的に表示するタレントレビュー機能、目標管理、考課管理、配置管理などタレント・マネジメント機能を備えているのが特徴だ。

同製品による新人材管理システムは、4月の稼働開始を予定しており、Peach Aviationの全社員が利用するという。

Peach Peach Aviation公式ホームページ