パナソニック ソリューションテクノロジーは3月29日、データセンター内に用意した仮想サーバ環境を月額料金で提供するクラウドサービス「クラウド型レンタル仮想サーバサービス」を開始すると発表した。

同サービスは、仮想化、クラウド技術に精通した専任のエンジニアが、システム要件に合わせてOS・メモリ・ストレージ・ネットワークなど最適な構成のインフラ環境を設計・構築から運用まで、ワンストップで対応するもの。

同サービスは申し込んだ日から最短1営業日で利用を開始でき、1ヵ月単位で契約可能。専任エンジニアがシステムの設計・構築に加えて、24時間365日対応のリモートサポートも提供する。

同社はパブリッククラウド、プライベートクラウド環境の構築のほか、オンプレミス環境からクラウド環境への移行作業も行う。同サービスでは、ヴイエムウェアのvCloudを用いた仮想環境の構築により、パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス環境間でのシームレスな連携が可能。

パブリッククラウド、プライベートクラウド、オンプレミス環境間でのシームレスな連携が可能な「クラウド型レンタル仮想サーバサービス」

基本サービスには、「VM構成(3vCPU、メモリ3GB、ストレージ100GB)」「OS・ミドルウェア環境の設計・構築作業」「パブリックインターネット網を利用した共用型インターネット」「リモートサポート(24時間365日対応)」が含まれており、月額の希望小売価格は6万7,200円となっている。