NTTアドは3月27日、ソーシャルメディアをはじめとするコミュニティサイトの利用実態に関するインターネット調査の結果を発表した。調査対象は首都圏在住の20~59歳の男女500名で、調査期間は2012年3月2日~3月5日となっている。

発表内容によると、コミュニティサイトを利用したことがある人は全体の52.4%で、女性に限ると20代~40代の約7割が「利用したことがある」と回答している。また、コミュニティサイトを利用したいと考えている人は全体の約6割で、特に20代女性は7割以上が「利用したい」と回答。全体的に女性のほうが、コミュニティサイトの利用に積極的であることが窺える結果となっている。また60代は、男女とも利用経験者の割合が低い一方で「利用したい」と回答する人が多く、同社は「現在は20~40代女性が中心だが、今後は60代にも普及していく」と予測している。

コミュニティサイトを利用したことがある人・利用したいと考えている人の割合(発表資料より)

コミュニティサイトを利用する理由については、「知らない情報を知ることができる」「知識が増える」「新しい発見がある」といった回答が多い。利用したコミュニティサイトのジャンルを尋ねた調査では、グルメ情報共有サイトやレシピ共有サイトなど、グルメ・レシピ関係のコミュニティサイトを挙げた人が最も多かった。また、「利用経験がある人」と「利用したいと考えている人」の割合の差が最も大きいのは、日常生活関連のコミュニティサイトで、今後の利用拡大が予想されるという。

利用経験があるコミュニティサイトの種類(発表資料より)