日本交通は27日、日本初のタクシー配車アプリ「日本交通タクシー配車」および「全国タクシー配車」が、シリーズ累計35万ダウンロードと、アプリ経由の売り上げ3億円を突破したと発表した。今後は仙台、千葉、甲府、松本、富山、下関、北九州にエリアを拡大する。

「全国タクシー配車」起動画面

「日本交通タクシー配車」は、日本初のタクシー配車アプリとして、日本交通が昨年1月18日にリリースしたアプリ。スマートフォンのGPS機能と連携することにより、簡単な操作でタクシーを呼ぶことができる。一方、「全国タクシー配車」は日本交通とマイクロソフトの協業から生まれた全国のタクシーを呼べるアプリで、昨年12月13日にリリースされた。

両アプリはiPhone版、Android版、Windows Phone版があり、すべての合計ダウンロード数が35万件を超えた。アップルのApp Storeでは旅行カテゴリの無料アプリランキング1位も獲得している。また、「日本交通タクシー配車」は、「App Store Rewind 2011」iPhone旅行カテゴリのベストセレクションと「R25 Presents 第2回Androidアプリ大賞」のライフスタイル部門大賞をそれぞれ受賞している。

「全国タクシー配車」は東京周辺をはじめ、大阪、愛知、福岡など16都道府県で、提携23社、タクシー1万75台を展開。4~5月にかけて宮城、千葉、山梨など7県で7社、1,198台が追加される予定だ。