毎日新聞社はこのほど、同社の運営するニュースサイト「毎日jp」を4月5日にリニューアルすると発表した。毎日新聞の創刊140周年に際し、同サイト初めてとなるデザインとコンテンツを一新する大規模リニューアルとなる。

今回のリニューアルでは、余白を増やして視認性を向上させるなど、「シンプルで使いやすい」をコンセプトにデザインやコンテンツが見直される。システム開発はデジタル・アドバタイジング・コンソーシアム (DAC)とデジタルストリート、デザインはDACとカークスヴィルが担当した。

トップページには、最新ニュースの見出しと写真をジャンル別に表示し、ブロック単位で記事の入れ替えができる「ダイナミック・ニュースボックス」と呼ばれるデザインが採用される予定。個々の記事ページは、一定文字数で記事が分割され、写真の拡大も可能になる。また、記事の下には「関連写真特集」が表示されるなど、ビジュアル面の機能が強化されている。

また、毎日jpの記事をFacebookやTwitter、mixiなどで簡単に共有・拡散できるようにするなどソーシャルメディアとの連携を図るほか、マルチデバイスへの対応を考慮してリニューアル後の同サイトではHTML5を全面的にサポートするとしている。