サッポロビールはこのほど、1月25日に一般社団法人「日本ビール文化研究会」を設立したと発表。ビールの楽しさ、おいしさを広め、ビール文化を発展・普及させることが目的。「日本ビール検定(愛称: びあけん)」の実施や、公式テキストの監修などを行う。

ここ数年、国内のビール系出荷量は減少傾向にあり、背景には少子高齢化による飲酒量全体の減少、低アルコール飲料の伸長、若者のビール離れなどがあると言われている。 サッポロビールは、ビールの良さをもっと知ってもらうことを使命と考え、同法人を設立した。人と人とのつながりがより意識される昨今、人生の幾多の場面で必ず飲まれるビールの良さを改めて見つめ直すことが大切と考えている。

なお、「日本ビール検定」では、ビールの歴史・製法・原料・種類などの基礎から、おいしく飲むための方法など幅広い分野で試験を行うという。第1回目の検定を9月に行う予定。受験料は3級4,500円、2級5,000円、3級2級併願は9,000円。なお、1級は2級合格者対象のため初年度は実施しない。