The definitive javascript library for mobile HTML5 application development

appMobiは12日(米国時間)、オープンソースのHTML5モバイル向けアプリケーションフレームワーク「jqMobi 1.0」を公開した。jqMobi 1.0は、高速動作、最軽量を売りにしているiOS/Android向けのJavascriptフレームワーク。ライセンスは、MIT X11 Licenseを採用している。

jqMobiフレームワークにはjqMobi、jqUi、jqPluginsの3つのライブラリが含まれている。jqMobiは、jQueryとの互換性をもつ高速ライブラリで、容量が5KBに抑えられている。jqUiは、タッチベースのWebKitブラウザ用のユーザインタフェースライブラリ。jqPluginは、WebKitブラウザ用のjQuery互換プラグインマネージャとなっている。

もともとjqMobiは今年の1月よりベータ版が公開されており、AndroidやiOS、BlackBerry OS上で動作するWebkitブラウザ用に開発されていた。jqMobi 1.0では、数多くのバグフィックスや機能の改善、タブレットの機能強化が行われている。例えば、ベータ版では30ほどのAPIを提供していたが、1.0では60以上のAPIを呼び出すことができるようになったという。また、jqUIでは6色のテーマから選択でき、タブレット上でシームレスに動作するとしている。

appMobiは、jqMobi専用のWebサイト「jqMobi.com」を用意している。jqMobiのソースコードは、GitHubで公開されている。使用方法は、GitHubで公開されている各ディレクトリ内のREADME.mdで紹介されている。