Oracle, The World's Largest Enterprise Software Company

Oracleは「Oracle's Virtualization Blog」において、企業向けにVirtualBoxの商用ライセンスを発表した。VirtualBoxは、Oracleが開発しているクロスプラットフォームのオープンソース仮想化ソフトウェア。Oracleの発表によると、企業全体に対してVirtualBoxのフルサポートを受けることができるように商用ライセンスを導入したという。

今回発表された商用ライセンスは、Named User PlusとPer Socketの2つで、どちらもエンタープライズ向けとなっている。概要は以下の通り。

Named User Plusライセンス

  • 1指名ユーザあたり、50ドル
  • 指名ユーザライセンスは最少1ライセンスから購入可能
  • Oracle標準のサポート料金価格で利用可能
  • サポートを受けるには、少なくとも100名以上の指名ユーザライセンスの購入が必要

Per Socketライセンス

  • 1プロセッサあたり、1,000ドル
  • プロセッサライセンスは最少1ライセンスから購入可能
  • Oracle標準のサポート料金価格で利用可能
  • サポートを受けるには、1プロセッサライセンスの購入が必要

Oracleでは、もしライセンスやサポートの購入を考えている場合は、VirtualBoxの商用サポートのページテクニカルサポートポリシ(PDF)などの資料を参考にしてほしいとしている。