KDDI、沖縄セルラーは3月7日、大規模災害時にau携帯電話のサービス復旧エリアマップの情報を、グーグルの「Google災害時ライフラインマップ」に提供すると発表した。これにより災害時、ユーザーはauホームページからもGoogle災害時ライフラインマップからも、サービスエリアの復旧状況を確認することができるようになる。

Google災害時ライフラインマップは、発災時に携帯電話やガス・道路といったインフラの復旧状況情報を地図上で表示するGoogle社の新たな取り組み。KDDIのサービス復旧エリアマップの情報提供により、auユーザーは発災時に通話可能なエリア / 大ゾーン化(近隣基地局を利用)により利用可能なエリア / 現在利用できないエリアをGoogleの提供する地図で確認可能になる。情報更新時間も従来に比べ短縮されるので、常に最新の情報が閲覧できるようになるという。提供開始は3月7日から。

Google災害時ライフラインマップの利用イメージ

また、災害時に安否情報の登録や検索ができる「災害用伝言板サービス」の機能を拡充し、Googleが災害時に提供する「Google パーソンファインダー」およびNTT東日本・西日本が災害時に提供する「NTT東西災害用ブロードバンド伝言板 (web171)」と連携することも発表した。これにより、大規模災害時の安否確認方法が拡充する。

利用方法は、auケータイからは、EZボタン→auポータル トップメニュー→災害用伝言板。auスマートフォンからは、au マーケットまたはApp Storeから「災害用伝言板アプリ」または「au災害対策アプリ」をダウンロードしてアクセスするなどの方法がある。詳細は同社HPを参照のこと。提供開始は3月11日から行われる。

なお、通常では毎月1日・15日に利用できる「災害用伝言板体験サービス」が、3月11日から3月16日まで利用可能になる。

スマートフォンからアクセスした場合の画面イメージ

(記事提供: AndroWire編集部)