日立コンシューマエレクトロニクスは、ホール・大会議室向けに、操作ボタンでの微調整が可能になるように改良した新電動調整機構を搭載し、高輝度を実現した液晶プロジェクタ「8000シリーズ」5機種を、4月下旬より順次発売すると発表した。

新たに発売されるのは以下の5機種。

・XGAリアル対応で5,000ルーメンの「CP-X8150J」
(890,400円、標準搭載レンズは短焦点)

・XGAリアル対応で6,000ルーメンの「CP-X8160J」
(995,400円、標準搭載レンズは中焦点)

・WXGAリアル対応で5,500ルーメンの「CP-WX8255J」
(995,400円、標準搭載レンズは中焦点)

・SXGA+リアル対応対応で5,000ルーメンの「CP-SX8350J」
(995,400円、標準搭載レンズは短焦点)

・WUXGAリアル対応で5,000ルーメンの「CP-WU8450J」
(1,239,000円、標準搭載レンズは中焦点)

「CP-X8150J」

「CP-SX8350J」

「8000」シリーズは、ホール・大会議室向けに明るさ5,000~6,000ルーメンを実現、高輝度のニーズに応えるほか、日立の国内向けとしては初めて、解像度WUXGAに対応した機種「CP-WU8450J」も発売する。また、オプションレンズを5種類用意している。

「8000シリーズ」は全機種に新電動調整機構を搭載しており、リモコンおよび本体の操作ボタンでレンズシフト・ズーム・フォーカスの微調整が可能になり、従来の電動調整に比べ、簡単に精度の高い調整が行えるようになっている。

また、メンテナンス間隔が従来モデルの10倍である20,000時間の高性能エアフィルターを搭載しているほか、 本体背面の小型液晶モニター「ステータスモニター」には、プロジェクタの状態をリアルタイムに表示できる。

なお、「CP-X8160J」「CP-WX8255J」「CP-WU8450J」は「360度投写」が可能で、天井や床面に投写することができる。