エプソンは、業務用小型プリンタ「TMシリーズ」の新商品サーマルレシート/スリッププリンタ『TM-H6000IV』の販売を開始した。価格はオープンプライス。

サーマルレシート/スリップ対応の『TM-H6000IV』

『TM-H6000IV』はラインサーマルとインパクトドットマトリクスの2種類の印字方式に対応するハイブリッドプリンタ。同製品は、従来機種(TM-H6000Ⅲ)と比較してレシート部の印字速度が約1.5倍の最大300mm/秒に高速化したことが特徴。さらにMCBF(故障間平均サイクル)は約1.3倍の9,600万行、オートカッターの寿命も1.3倍の200万カットと、信頼性・耐久性も向上しているという。

新機能として、余白削減量を設定することで文字やグラフィックのサイズを縮めずに上下余白・空白行を削減し、用紙の長さを短くできる「自動用紙節約機能」を搭載。またグラフィックの濃淡を調節した多階調印刷を実現した多階調印刷に対応し、USBインタフェイス標準搭載でPCとの親和性も高められている。USB/RS-232Cシリアル搭載の「TMH60004US」と、USB/IEEE 1284双方向パラレル搭載の「TMH60004UP」の2モデルが提供される。外形寸法はW186×D298×H185mm、重量は約5.3kg。