オウケイウェイヴは2月27日、知識やスキルをユーザー間で売買できるソーシャルコマースサイト「Abilie (アビリエ)」のプレビュー版を一般公開した。知識・スキルの出品受付および販売も、同日から開始されている。

「Abilie」は、同社が運営するQ&Aサイト「OKWave」における「知りたいニーズ」と「教えたいニーズ」のマッチングを、ユーザー間の「知識・スキルの売買」という、より具体的な形に置き換えたサービス。

「Abilie」のWebサイトイメージ

今回公開された「Abilie」プレビューWebサイトでは、質問・回答、相談、レポート、添削など、テキストによるやり取りをメインにした売買が可能となっている。

知識・スキルの出品は無料で、出品後に同社が内容に問題がないかを審査した上で公開される。「Abilie」では、この売買の対象となる知識・スキルを「チケット」と呼んでおり、たとえば「採用コンサルタントによる就活アドバイス」「手書きイラストのデジタルデータ化」といったチケットが出品されている。

TwitterかFacebookのアカウントで利用できる

また、出品者と購入者をつなぐ手段のひとつとして、特定の出品者の動向をチェックできる「フォロー」機能も用意され、気になる出品者の情報を自動的に受け取れるようになっている。

正式版の公開は3月30日を予定しており、正式版ではPDFや動画による知識・スキルの出品も可能になる。