Bump Technologiesが16日(米国時間)に「Bump 3.0」を発表した。今回のメジャーバージョンアップの目玉は機能の絞り込みだ。ユーザーが迷わずにBumpを利用できるように、頻繁に利用されてきた機能だけを残し、さらにナビゲーションを簡素化した。

Bumpはスマートフォン(iOS、Android)をぶつけるだけで情報を交換できる人気アプリだ。連絡先をやり取りする名刺交換アプリで始まり、ユーザーからの要望を大幅に取り入れて、写真、音楽、スケジュール、アプリなどの交換も実現してきた。しかしながら、機能増加と共に使い勝手が煩雑になったというフィードバックが増え始めたため、Bump Technologiesは2011年を通じてユーザーの使い方を観察。その結果、多くのユーザーが連絡先・連絡先情報の交換と、友だちや家族との写真共有のみで満足していると判断した。

バージョン3.0の新しいホーム画面では、マイカード、写真、連絡先をスワイプして切り替え、交換する情報をすばやく指定できる。また新機能として、共通の友だちを見つけ出す機能が加わった。