キングソフトは9日、同社セキュリティソフト「KINGSOFT Internet Security」シリーズ最新版となる「KINGSOFT Internet Security 2012」を発売。バージョンアップに更新料金がかからない無期限版が1,980円、1年版が980円。広告が表示される無料版もラインナップされる。対応OSは、Windows XP / Vista / 7。

製品は、「KINGSOFT System Defender」と「KINGSOFT Anti Virus 2012」の2つのソフトで構成される。「KINGSOFT System Defender」では、Windows起動時のスタートアップやサービスの調整、長時間利用していないプログラムを停止してメモリ領域を確保するなどの最適化や高速化機能、ハードディスクの不要ファイルやレジストリの設定情報、ブラウザの履歴などを削除する。

「KINGSOFT Anti Virus 2012」では、クラウドとローカルのパターンファイルを利用しマルウェアを検知、駆除する。CPUやメモリ消費を抑え、従来バージョンより高速、軽快な動作を実現している。また、クラウド側のサーバーを増強しており、照合できるパターンファイルは1日800万件と従来バージョンの約20倍に向上している。

「KINGSOFT Anti Virus 2012」

「KINGSOFT System Defender」で