UQコミュニケーションズの累計契約数が1,883,900件となった。同社の2012年1月度の単月純増数は195,100で前年同月比257%となった。この契約者数/純増数は、電気通信事業者協会(TCA)が同日発表したもので、1月末日時点でのとりまとめ。

契約数の推移。電気通信事業者協会(TCA)公表

同社は今回の契約数状況について、月額3,880円で使い放題の定額プラン「UQ Flat 年間パスポート」と小型で長時間駆動が可能なWi-Fiルーター「Aterm WM3500R」「URoad-8000」、3GとWiMAXのハイブリッド端末などの利用が増加したと説明している。

デバイスと料金プラン

先月には実人口カバー1億人を達成したことを公表した。2011年12月末日現在、全国79%、東名阪主要都市99%、政令指定都市95%の実人口カバー率で展開している。また、昨年末にサービスを開始した都営地下鉄三田線大手町駅に続き、1月30日からは隣接駅の神保町駅においてサービスを開始した。そのほか、横浜市営地下鉄についても本年8月末までの全路線区間エリア化を目指すなど、エリア整備が進められているという。

2012年2月末の「都筑ふれあいの丘駅」から順次全路線区間エリア化予定(写真右)

2月10日からはWiMAXルーター「AtermWM3600R」、ホームWiMAXルーター「AtermWM3450RN」を販売開始する。AtermWM3600RはWiMAXの送信出力を向上し、つながりやすく途切れにくくなったモデルで、連続通信最大約10時間を実現、公衆無線LANにも対応しているのが特長。AtermWM3450RNはWiMAXの送信出力向上、場所をとらないコンパクトサイズの製品で有線LANポートを2つ搭載している。

AtermWM3600R(写真左)と、AtermWM3450RN