エプソンは、PC/サーバに会計専用ソフトウェアをインストールした、会計事務所業務を統合する会計システム「インターKX」の新商品2機種を3月9日より販売すると発表した。

価格は、Windows 7 Professional(32bit版)をインストールしたスタンドアローンモデル「MS4101」が148万円(税別)、Windows Server 2008 R2 Standard Edition(64bit版)をインストールした「ネットワークモデル」「MS8100」が280万8,000円(税別)~となっている。

「MS4101」

「MS8100」

標準搭載の財務会計ソフトウェア「財務会計2011」には、伝票入力画面からファンクションキーで確認・検索・マスター登録・帳表出力画面にダイレクトジャンプできる機能などを搭載し、インターネットを活用した「データ共有サービス」と顧問先向けの自計化ソフトウェア「財務応援Lite」や「インターKX企業支援」を利用することで、顧問先とリアルタイムに最新の財務データを共有・転送できる。

税務申告業務は、電子申告ダウンロードパックや税務申告ソフトウェアを連携することで、効率化することが可能。法改正などの際には、使用中のソフトウェアの更新チェックを自動で行い、更新ソフトウェアがあれば自動的にダウンロードする。

新商品はハードウェアスペックを強化し、「MS4101」はメモリを4GB、HDDを250GBに増強。複数ユーザー向けのネットワークモデル「MS8100」は、搭載CPUをQuad Core Intel Xeon X3440に、メモリは4GBとスペックを向上している。

また、RAID 1のディスクアレイを標準装備し、オプションでデータバックアップ機能を提供する。

ネットワーク構成例