IMJ モバイルのモバイルナレッジラボはこのほど、「スマートフォンユーザーの写真投稿に関する調査」の結果を発表した。同調査では、撮影頻度、Webサービスへのアップロードなどについて聞いている。

調査対象は、20~49 歳のiPhoneまたはAndroid搭載スマートフォンを保有する男女618人。

スマートフォンでの写真撮影経験を尋ねたところ、9割以上が「ある」と回答し、スマートフォンからWebサービス(SNS やブログ、写真共有サービスなど)に写真をアップロードした経験については、約半数が「ある」と回答した。

次に、スマートフォンを購入する前に利用していた携帯電話と比べ、スマートフォンで写真を撮影する頻度、撮影した写真をWebサービスへアップロードする頻度の変化を尋ねたところ、撮影頻度、アップロード頻度ともに、すべての性・年代において約半数以上が「増えた」「やや増えた」と回答した。

スマートフォンで撮影する頻度の変化(n=576。スマートフォンでの撮影経験者) 資料:IMJモバイル

撮影した写真をスマートフォンでWeb サービスへアップロードする頻度の変化(n=301。スマートフォンでのWebサービスへのアップロード経験者) 資料:IMJモバイル

Web サービスへの写真アップロード頻度が週1回以上のスマートフォンユーザーを「ヘビーユーザー」、週1回未満のスマートフォンユーザーを「ライトユーザー」とすると、その割合はヘビーユーザーが38%、ライトユーザーが63%となった。ヘビーユーザーの性年代別の割合は、女性30代(27%)が最も多く、次いで女性20代(26%)と、女性20代、30代が全体の半数を占める結果となった。

スマートフォンで撮影した写真をアップロードしたことのあるソーシャルメディアを尋ねたところ、「Twitter」(47%)が最も多く、これに、「mixi」(42%)、「Facebook」(37%)が続く結果となった。「Picasa」(8%)「Flickr」(4%)などのPCを中心に発展した写真共有サービスに比べ、スマートフォンに特化している「instagram」などの「カメラアプリ」(13%)のほうがスマートフォンユーザーに多く使われていることがわかった。

スマートフォンでアップロードしたことのあるWeb サービス(n=301。スマートフォンでのWebサービスへのアップロード経験者) 資料:IMJモバイル