東武鉄道は6日より、特急スペーシアのリニューアル第2弾として、東京スカイツリーライティングデザイン「粋」を基調とした車両の運行を開始した。特急「きぬ109号」から営業運転に就いている。

特急スペーシアのリニューアル第2弾、東京スカイツリーライティングデザイン「粋」を基調とした車両

今年5月の東京スカイツリータウンのオープンに合わせ、東武鉄道は特急スペーシアのリニューアルを進めている。全3タイプが登場する予定で、昨年12月29日にはリニューアル車両第1弾、東京スカイツリーライティングデザイン「雅」基調の車両がデビューした。

浅草駅出発時には「ソラカラちゃん」も登場

リニューアル第2弾となる車両では、東京スカイツリーライティングデザイン「粋」を基調とし、隅田川の水をモチーフとした淡いブルーに、東武グループのロゴカラー「フューチャーブルー」のラインをあしらったデザインに。「雅」基調の車両と同様、車内の一般席が一新され、コンパートメントルーム(個室席)も改装されたという。

「粋」基調の車両がデビューした6日には、運行開始を記念したイベントも行われ、浅草駅では東京スカイツリー公式キャラクター「ソラカラちゃん」も登場。浅草駅長の合図とともに、特急「きぬ109号」は10時に浅草駅を発車。無事に営業運転に就いたとのこと。終点の鬼怒川温泉駅では、地元住民や地元キャラクターによる出迎えも受けた。

特急スペーシアのリニューアル車両については、東武鉄道のサイトより運転スケジュールを確認できる。なお、3月上旬をめどに、リニューアル第3弾となる「サニーコーラルオレンジ」(日光・鬼怒川方面観光列車の象徴色)を基調とした車両もデビューする予定だ。