Net Applications - Usage Share Statistics for Internet Technologies.

Net Applicationsから2012年1月におけるデスクトップOSシェアが発表された。ここ数ヵ月の間、順調にシェアを伸ばしているLinuxが1月もシェアを増やす結果となっている。デスクトップOSのシェアは月単位では大きな変動を見せることが少ないため、その中においてここ数ヵ月のLinuxのシェア増加は注目に値する。

先月は減少に転じたMac OS Xだが、1月には再び増加に転じている。Windowsは長期に渡って緩やかにシェアを減らす傾向にあり、1月も同様にシェアを微減させている。ただし、Windowsは長期に渡り下落傾向にあるものの、そのシェアは92.05%となっており、デスクトップOSにおいて支配的なポジションにあることがわかる。

2012年1月デスクトップOSシェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年1月デスクトップOSシェア/棒グラフ - Net Applications報告

2012年1月デスクトップOSバージョン別シェア/円グラフ - Net Applications報告

2012年1月デスクトップOSバージョン別シェア/棒グラフ - Net Applications報告

順位 OS シェア 推移 備考
1 Windows 92.05%
2 Mac 6.39%
3 Linux 1.56% 増加。成長傾向
順位 バージョン別OS シェア 推移 備考
1 Windows XP 47.19% 長期に渡り減少傾向だが、1月は増加に転じる。
2 Windows 7 36.40% 長期に渡り成長傾向だが、1月は下落に転じる。
3 Windows Vista 8.22% 減少傾向
4 Mac OS X 10.6 2.95% 減少傾向
5 Mac OS X 10.7 2.18% 増加傾向
6 Linux 1.56% 増加。成長傾向
7 Mac OS X 10.5 0.97%
8 Mac OS X 10.4 0.24%

長期に渡りシェアの下落傾向が続いているWindows XPだが、1月はなぜかシェアを増やしている。逆に、長期に渡り増加傾向にあったWindows 7は1月はシェアを減らしている。Mac OS XではSnow LeopardからLionへの移行が進んでいることが確認できる。Linuxは強い成長を続けている。