「SyncMaster NC240」

日本サムスンは、クオリカに23.6型液晶一体型ゼロクライアント「SyncMaster NC240」を約400台納入し、昨年12月より運用を開始したと発表した。

クオリカでは、2006年から営業社員や管理職を中心にシンクライアントを導入してきたが、昨年の東日本大震災を契機に、有事の際の事業継続性の確保と今後も予想される電力不足を念頭に、本社新社屋移転にあたり液晶一体型ゼロクライアントの導入を決定したという。

クオリカでは「SyncMaster NC240」を採用した理由として、ゼロクライアントはHDDレスのシンクライアントをさらに進化させ、OSも持たないことにより、情報漏洩やウイルス・スパイウェア対策等のセキュリティ性能を高めていること、運用・保守・メンテナンスの煩雑さと費用を低減できること、液晶一体型設計による低消費電力と省スペースを実現できること、電源を投入して10数秒でログイン画面が出てすぐに利用できること、の4点を挙げている。

クオリカのオフィス

ゼロクライアントシステムは、ヴイエムウェアのVMware VIEWにより、仮想デスクトップ環境を稼働させ、その画面情報を効率よくIPプロトコルとして圧縮・転送、伸長する技術(PCoIP)を用いている。

また、クオリカではゼロクライアントによるフリーアドレス制採用しており、決められた机やキャビネット、固定電話もなく、コミュニケーションツールはすべてIP化されており、会話用として1人に1台ヘッドセットが配布されているという。