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FirefoxナイトリーのUX版において新規タブページの新しいデザイン模索がはじまっている。現在のところ、Firefoxの新規タブページはブランクページになっている。IE、Chrome、Safari、Operaの新規タブページはブックマークや履歴からユーザが閲覧を希望しそうなサイトの候補が表示されているのと比べると、Firefoxのブランクページは真逆のアプローチとなっている。

Mozillaでは「ブランクページ」にしている理由として、新規タブページにサイト候補を表示することでユーザの思考に影響を与えるのを避けるためとしている。安定版であるFirefox 9、ないしはリリースが実施されればFirefox 10となるが、Firefox 12までは依然としてブランクページが表示されるようになっている。Mozillaはこれまで何度か新規タブページをブランクページ以外のものにする取り組みを模索したことがあったが、実現はしていない。

Firefox 12ナイトリーUX版の新規タブページ

履歴データを元に候補を表示するようになる

候補サイトはドラッグ&ドロップで移動可能

永続的に利用したいサイトはピンで留めておくことが可能

FirefoxナイトリーのUX版を起動すると、新規タブページに他の主要ブラウザとよく似たサイト一覧が表示されるようになっている。この機能は一旦Firefox 12ナイトリー版にも登場したが、その後に削除されている。この新しい新規タブページのデザインがそのままFirefoxナイトリー版へ取り込まれていくかは不明だが、模索が続いていることは注目しておきたい。