FreeBSD - The Power To Serve

GhostBSDの最新版となる「GhostBSD 2.5」が公開された。GhostBSD 2.5は「FreeBSD 9.0-RELEASE」をベースに開発されたデスクトップ向けのディストリビューション。GNOMEをベースにしたものとLXDEをベースにしたものの2種類があり、それぞれ32ビット版と64ビットのISOイメージとUSBメモリイメージが提供されている。インストール時に用意されているユーザはghostbsd、パスワードはghostbsdとなっている。

FreeBSDベースのデスクトップ向けディストリビューションとしてはPC-BSDが代表的な存在。対応するウィンドウ環境や仮想環境の豊富さ、優れたパッケージ管理システム、迅速な開発とiXsystemsの支援などがあり、それらと比較するとGhostBSDは少数名開発による小さいプロジェクトといえる。

GhostBSD 2.5 GNOME版インストーラ起動画面

GhostBSD 2.5 GNOME版インストール中

GhostBSD 2.5 GNOME版使用例その1

GhostBSD 2.5 GNOME版使用例その2

GhostBSD 2.5 LXDE版インストール中

GhostBSD 2.5 LXDE版ログイン画面

GhostBSD 2.5 LXDE版起動画面

GhostBSD 2.5 LXDE版使用例

FreeBSDベースのデスクトップ向けディストリビューションとしては他にもVirtualBSDがある。こちらは仮想環境での動作を前提にしたディストリビューションで、すぐにでも試してみたいという用途に向いている。GhostBSDはVirtualBSDと同様にシンプルな構成で、特にLXDEをベースとしたバージョンは軽快な動作が特徴的。GNOMEやKDEベースのウィンドウ環境を重いと感じており、より軽快な環境を必要としている場合にはGhostBSDはひとつの選択肢といえる。