損害保険ジャパンは30日、自動車保険の契約手続きや事故受付・報告などを代理店がタブレット型端末を通じて行うシステムを、4月から導入すると発表した。

タブレット活用イメージ画面(出典:損害保険ジャパンWebサイト)

同社は2010年2月、パソコン画面を活用して、契約内容の説明からペーパーレスによる契約締結までを完結する「保険手続きNavi」を開始。これまでに年間270万件以上の利用があり、ビジュアルを活用した契約説明などが顧客からも「わかりやすい」と好評だったという。

今回の新システムの導入により、タブレット型端末で「保険手続きNavi」をはじめとする代理店システムが利用可能となり、外出時における代理店業務の生産性の向上が見込まれるという。さらに新システムでは、日立システムズの協力を得て、高いセキュリティレベルを実現。タブレット型端末に顧客情報を保存しないため、盗難に遭った際も顧客情報が漏えいする心配はないとしている。

新システムの利用可能範囲は、4月以降随時拡大する予定。