女優の斉藤由貴が27日、都内で行われたフジテレビ系ドラマの新シリーズ『金曜プレステージ 警察医・秋月桂の検死ファイル』の記者会見に共演の木村祐一と出席した。

『金曜プレステージ 警察医・秋月桂の検死ファイル』の記者会見に出席した斉藤由貴(右)と木村祐一 拡大画像を見る

木村を年下だと思っていたという斉藤は「キム兄は4つ年上で、本当にお兄さんだったことにホッとした」と安心顔で、「コンビっぽい雰囲気を作ってくれた」と感謝。刑事役の木村が役作りについて「織田裕二を意識した」とボケると、すかさず「なんでじゃ! 一つも感じませんでした」と鋭いツッコミを入れた。

斉藤が新米警察医として連続殺人事件解決に奮闘する、同枠2時間ドラマの新シリーズ。義父から警察医を引き継いだばかりの医師・秋月桂(斉藤)のもとに、ホームレスと思われる死体が発見されたとの連絡が入る。死因は脳挫傷だが、腹部には赤い発疹があり、重度の口内炎にもかかっていた。高校の先輩で鎌倉中央署警部補の滝沢佑太(木村)と共に捜査を進める中、似た症状の死体があがる。2人の被害者の接点はとあるレストランにあることがわかったが、さらなる事件が発生していく。

青春時代のアイドルが斉藤だったという木村は「家庭もお持ちで、撮影の合間にお子さんと電話で話されて、支持をテキパキと出されていた」と立派な母親ぶりに驚き。3人の子どもを育てている斉藤は、子ども全員のスケジュールを把握しているといい、「女優というよりもマネージャーという感じが強いですね」とニッコリ。医者役の斉藤の白衣姿に感動した木村は「年下だけれど、僕のお母さんの若いときを思い出す。自分が小学生に戻るかのような、甘えられる感じ」とデレデレで、「何でも聞いたら答えてくれるし、居酒屋のシーンではヨーヨーのポーズもしてくれました」と"生スケ番"に感動していた。

記者から木村が女性にモテる理由を聞かれた斉藤は「ふっと入っていける感じの懐の広さや、やわらかさに相手の心を開かせる感じが備わっている」と分析。モテ男ぶりを認められた木村は「続編も出たいし、ムービーもやりたい」と意気込みながら「お子さんがいるので長期ロケはダメですよ」と斉藤へのさりげない気遣いをみせていた。

フジテレビ系「金曜プレステージ 警察医・秋月桂の検死ファイル」は2月10日(21:00~)に放送。