日本国内の優れた鉄道旅行を審査・表彰する「旅鉄オブザイヤー」の結果発表・授賞式が26日、埼玉県さいたま市の鉄道博物館で行われ、女優の村川絵梨と元祖鉄女アイドルの豊岡真澄が出席した。

「旅鉄オブザイヤー」の受賞者と女優の村川絵梨(右)、と元祖鉄女アイドルの豊岡真澄 拡大画像を見る

同賞は、2011年に催行された鉄道旅行商品から、グランプリ等を決定するもので、今年度のグランプリにはツアー名「怪奇!! トロッコ列車 京都保津川2時間サスペンス」(JTB西日本企画)が選ばれた。同ツアーは、通常は昼間しか運行しない嵯峨野観光鉄道を夜に走らせ、途中駅で真っ暗闇の中、会談を聞き、妖怪に扮した舞踊パフォーマンスを見るというスリル満点の鉄道旅行という。

審査員を代表してコメントを求められた豊岡は「鉄道というと個人で楽しむものという印象がありますが、どの作品も楽しんで参加したいと思うものばかりでした。こういう作品(旅行)があると私のような鉄道好きから、電車に興味のない人まで、みんなが楽しめる」と総評した。

この日は村川絵梨がプレゼンターとして登場し、「こんな大役は初めてで、緊張してます」とあいさつしたが、ツアー名を噛みまくり、言葉通りのあがりっぷりだった。 村川は、3月24日より公開される、鉄道マニアを主人公にした映画『僕達急行 A列車で行こう』に出演しているが、同映画では「主演のおふたり(松山ケンイチと瑛太)はずっと鉄道に乗って撮影されていました。私の役は、会社にいるシーンばかりだったので、鉄道に乗っていないんです」と残念そうに話した。

さらに、先日、1日駅長も体験したという村川は「初めてやらせていただいて、とても楽しかったです。鉄道マニアの人に、鉄道だけじゃなく、私も撮って欲しいなと思ってたので、たくさん撮っていただいて、大盛り上がりでうれしかった」と振り返っていた。