富士通ビー・エス・シーは、スマートデバイス向けセキュリティ管理サービス「FENCE-Mobile RemoteManager」の対応OSにiOSを追加し、2月上旬よりサービス提供を開始すると発表した。価格は、初期費用なしで、月額費用が1デバイスあたり315円~。あわせて、無料で試すことができるトライアルサービスも実施する。

FENCE-Mobile RemoteManagerは、企業で利用されるスマートデバイスをマルチキャリア・マルチデバイス対応で一元管理するクラウド型のモバイル管理(MDM:Mobile Device Managerment)製品。セキュリティのほか、業務アプリケーションの配布や資産管理など統合的な管理機能を提供する。

システム構成図

2011年4月よりAndroid搭載スマートフォン/タブレット向けにサービス提供を開始し、その後、対応OSをWindows XP/Vista/7まで拡充しているが、今回iOSにも対応する。

新たに対応するのはiPhone 4/4S、iPad/iPad 2で、対応OSはiOS 4、iOS 5。iOSデバイスにクライアントエージェント(構成プロファイル)をインストールすることで、リモートロック、リモートワイプ、ローカルロック、ローカルワイプ、カメラ抑止、アプリケーション利用制限、アプリケーション配布/削除、構成プロファイル配布/削除、アプリケーション情報管理 、ポリシー管理などの機能が提供される。