UQコミュニケーションズの累計契約数が1,688,800件となった。同社の2011年12月度の単月純増数は287,800で前年同月比320%で過去最高となった。この契約者数/純増数は、電気通信事業者協会(TCA)が同日発表したもので、12月末日時点でのとりまとめ。

契約数の推移。電気通信事業者協会(TCA)公表

同社は今回の契約数状況について、月額3,880円で使い放題の定額プラン「UQ Flat 年間パスポート」と小型のWi-Fiルーター「Aterm WM3500R」「URoad-8000」、3GとWiMAXのハイブリッド端末などの利用が増加したと説明している。

このほか同社は、2011年12月26日より都営地下鉄 三田線の大手町駅構内やトンネル内の一部で、UQ WiMAXのサービスを提供開始。同12月28日より、変調方式64QAMを採用し、上りの最大通信速度を10Mbpsから15.4Mbpsまで高速化している(通信速度はともに理論値)。

上り速度を最大15.4Mbpsに高速化

さらに、据置型Wi-Fiルーター「URoad-Home」、WiMAX内蔵タブレット「GALAPAGOS」などの新製品を提供。2回線目の利用料を割り引く新サービス「ファミ得パック」などをスタートしている。

新サービス「ファミ得パック」は、月額2,480円をプラスすることで、1契約で2台までのWiMAX機器を同時接続できるようになるサービス