エレコムは、トレンドマイクロの「ウイルス監視機能」と「パスワードロック機能」に加え、「AES256bit」でのデータ暗号化機能を搭載したUSBメモリ 2シリーズと、更新ライセンスパックを1月下旬より順次発売すると発表した。

新たに発売されるのは、USBメモリ使用時のウイルス感染を防止する「ウイルスチェック機能」として、トレンドマイクロ社製ウイルス対策ソフト「Trend Micro USB Security 2.0」とUSBメモリへのデータ書き込み時に、自動的にデータを暗号化して保存する「ハードウェア暗号化機能」を搭載した「MF-PUVTAシリーズ」と、「MF-PUVTAシリーズ」の機能に加え、管理者ソフトに対応した「MF-PUVTMシリーズ」の2種類。

MF-PUVTAシリーズおよびMF-PUVTMシリーズ

いずれも、USBメモリへのデータ書き込み時に自動的にウイルスチェックを実行し、ウイルスを検知すると、ただちに隔離する処置をとる。ソフトウェアにはアクティベーション後、1年間、3年間または5年間のウイルスパターンファイルのアップデートを含むサポートサービス料金が含まれており、次年度以降も継続して最新のウイルス対策などのサポートサービスを希望する場合は、別途1年ごとに更新ライセンスの購入(有料)が必要。

「ハードウェア暗号化機能」では、暗号化方式として「AES256bit」を採用し、本体を分解して直接データを取り出そうとしても、暗号を解読しない限り、内容を閲覧することはできない設計となっている。

また、付属のセキュリティソフトを使ってパスワードによるデータへのアクセス制限が可能な「パスワードロック機能」を搭載している。

容量は2GB/4GB/8GB/16GB/32GBの5種類があり、それぞれに1年間、3年間または5年間のウイルスパターンファイルのアップデートを含むサポートサービス料金が含まれるモデルが用意されている。

価格は、MF-PUVTAシリーズの2GB、ソフトライセンス1年間付きが7,140円、MF-PUVTMシリーズの2GB、ソフトライセンス1年間付きが13,440円からとなっている。なお、モデルによっては受注生産となる。