ネットギアジャパンは、PoE(Power of Ethernet)給電対応のギガビットポート8つと、SFPスロット2つを備えたギガビットスマートスイッチ「GS510TP」を、1月24日より販売開始すると発表した。価格は81,900円。
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「GS510TP」 |
「GS510TP」は、既存PoEの約2倍にあたる1ポート最大30W、製品最大130Wの給電に対応した8ポートスマートスイッチで、8つのギガビットポートすべてにIEEE802.at PoE＋給電機能を搭載する。
用途としては、無線LANアクセスポイント、遠近ズーム可能なIPカメラ、タッチスクリーンの付いたIP電話などが想定される。
PoEパワーマネージメント機能「PoE タイマ」を搭載しており、1日のある一定時間にPoEポートをオン/オフすることができ、日/週/月/年ごとのスケジュール設定することも可能。
さらに、ポートの電力使用の優先順位をつけることができるため、トータルで必要な電力量が、「GS510TP」の全供給可能電力値を超える場合においても、優先設定したポートの電力供給は常に保つことができる。なお、PoEの電力供給の状態は、前面左側のLEDで確認できる。
そのほか、Auto Voice VLANやAuto Videoといった機能を備えており、これによりVoIPを活用したIP電話の導入に有効。また、QoS(Quality of Service)をサポートしているため、ネットワーク上である特定の通信のための帯域を予約し、一定の通信速度を保証することができる。
スイッチ機能では、VLAN、ポートトランキング、802.1x、レイト制御といったL2インテリジェントスイッチレベルの機能に加え、L3スイッチレベルのIP ACLもサポートする。
スイッチングファブリックは20Gbps、MACアドレス数は4,000で、外形寸法はW328×D169×H43mm、重量は1.68kgとなっている。
