投資先として魅力と信頼性のある国は、中国・インド・ブラジル

グローバル経営コンサルティング会社のA.T. カーニーがまとめた「2012年海外直接投資先信頼度調査※」によると、企業の海外直接投資責任者が選ぶ、投資先として魅力と信頼性のある国・地域では、トップが中国となり、次いで、インド、ブラジル、米国、ドイツ、オーストラリアの順となりました(左下図)。

上位3ヵ国は、いずれも企業の投資先に対する見方が前回調査(2010年)よりも大きく好転し、ブラジルはほぼ半数の企業が見方を好意的に変えたほか、中国、インドに対しても3分の1の企業が見方を好転させました(右下図)。投資先として魅力を高めている国の多くは新興国となっており、企業が低賃金によるメリットに加え、急拡大する消費市場の開拓など、新興国への投資によって大きな収益機会を見出していることがうかがえます。

今後、欧州の債務問題の深刻化などを背景に、企業が直接投資に慎重になる可能性はあるものの、主要国において企業の手元資金は過去最高水準に膨らんでいることに加え、米国や中国を中心に足元で企業の景況感が改善傾向にあることから、投資先として魅力と信頼性のある国々を中心に、企業による投資の拡大などが期待されます。なお、企業が収益機会を見出す国・地域は、金融市場においても期待される「投資先」と考えられることから、世界景気の回復とともに、こうした国・地域の注目度が高まっていくものとみられます。

※海外直接投資(FDI)に関してグローバル企業大手(27ヵ国17の業種)のCEO、CFO、FDI担当役員など企業のFDI意思決定者を対象に実施した調査(2011年10月)。世界のFDI投資の90%の受け入れ国68ヵ国・地域を対象。

(出所:A.T. カーニー「2012年海外直接投資先信頼度調査」)

(※上記は過去のものであり、将来の運用成果等を約束するものではありません。)

(2012年1月12日 日興アセットマネジメント作成)

●日興アセットマネジメントが提供する、マーケットの旬な話題が楽に読める「楽読」からの転載です。「楽読」→http://www.nikkoam.com/fund-academy/rakuyomi

※1 当資料は、日興アセットマネジメントが市況等についてお伝えすることを目的として作成したものであり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。また、弊社ファンドの運用に何等影響を与えるものではありません。なお、掲載されている見解は当資料作成時点のものであり、将来の市場環境の変動等を保証するものではありません。
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