ADI、Frantional-N PLLシンセサイザを発表

ニュース
トップ

ADI、Frantional-N PLLシンセサイザを発表

村田晋一郎  [2012/01/11]

米Analog Devices(ADI)は、高いフレキシビリティと位相ノイズ性能を実現するフラクショナルN(Fractional-N) PLLシンセサイザ「ADF4151」および「ADF4196」を発表した。2製品は、携帯電話基地局などの通信インフラ、レーダー・アプリケーション、計測機器、マイクロ波ポイントtoポイント・システム、PMR(プロ用携帯無線)、VSAT(超小型地上局)、航空宇宙システムなど様々なアプリケーションにおいて、設計を簡素化することが可能だと同社では説明している。

ADF4151は、RF帯域幅3.5GHzの、フラクショナルN(Fractional-N:分数型)またはインテジャーN(Integer-N:整数型)PLLシンセサイザで、SPI(3線シリアル・インタフェース)にて制御できる。低ノイズの位相周波数検出器(PFD)、高精度のチャージ・ポンプ、およびプログラマブル・リファレンス分周器で構成され、同社のVCO内蔵PLL「ADF4350」(最大出力周波数:4.4GHz PLL)とピンおよびソフトウェア互換になっている。これにより、位相ノイズを改善する要求に対し、外部の電圧制御発振器(VCO)が必要な場合においても、ADF4151を用いることで、ADF4350と同一のソフトウェアで、ボードに大きな修正を加えずに対応することができる。

一方のADF4196は、高速セトリングの6GHzフラクショナルN(Fractional-N)PLLで、特に通信インフラストラクチャおよびパルス・ドップラー・レーダー・アプリケーション向けのGSM/EDGEロック時間要件に適合する設計になっている。外付けのループ・フィルタおよびVCOとの組合せにおいて、5μs未満のロック時間を実現する。低ノイズのデジタル位相周波数検出器(PFD)と高精度の差動チャージ・ポンプで構成されている。

2製品とも32ピンLFCSPパッケージですでに出荷を開始している。1000個受注時の単価は、ADF4151が2.43ドル、ADF4196が9.35ドルとなっている。

なお同社は、総合的なPLLシンセサイザ設計/シミュレーション・ツール「ADIsimPLL」の新バージョン「ADIsimPLLバージョン3.41」も併せて発表した。ADIsimPLLバージョン3.41には、ADIの最新のPLL製品が加えられ、いくつかの機能が強化されている。

関連したタグ

マイナビニュースのセミナー情報

オススメ記事

マイナビニュースの集合特集

関連記事

関連サイト

新着記事

特別企画

一覧

    人気記事

    一覧

    イチオシ記事

    新着記事

    エプソン、3万円台の10.1型Windowsタブレットを発表
    [15:37 7/29] エンタープライズ
    神奈川県・横浜ベイホテル東急、島根のおいしさ満載のディナーブッフェ開催
    [15:31 7/29] ライフ
    ネットギア、5年間パッケージなどオンサイトサポートに新サービスを追加
    [15:19 7/29] エンタープライズ
    デザイン事務所が手がけたA4サイズの防災セット-東日本大震災の経験を反映
    [15:16 7/29] クリエイティブ
    [田原俊彦]再ブレークに感謝 年末目標は紅白かガキ使?
    [15:15 7/29] エンタメ

    特別企画

    一覧